野村総合研究所(NRI)の採用 〜①採用方針〜
この前のエントリでも少し書いてましたが、
野村総合研究所(NRI)が東大や東工大など、上位校の入社数ランキングに入っていたので、気になって少し調べてみました。
表面上しか調べられていませんが、ランキング上位に入っているだけあって、採用に対しての考え方がしっかりしていました。
ボリュームが多そうなので、何回かに分けて書いていきたいと思います。
<第一回>採用方針からみるNRI
NRIの新卒採用ページです。
この中で特徴的なのが、RJP(Realistic Job Preview)という考え方。
ざっくり言うと、企業(仕事)のありのままを見せて、採用のミスマッチを無くそうという考え方です。
通常、日本の新卒採用というのは、総合職採用が殆どです。
分けていても、営業職と技術職の2職種までといった企業が多いです。
総合職採用というのは企業からすると、とても都合の良い募集の仕方ですが、受験する学生からすると、将来のキャリアステップが見えにくいという大きな欠陥があります。
そこを無くす為に、NRIは職種別採用をしているという事です。
▼NRIの募集職種(2014卒)
2.アプリケーションエンジニア
3.テクニカルエンジニア
4.NRIセキュアテクノロジーズのシステムエンジニア (グループ会社の出向?)
5.本社スタッフ(法務・経理)
最初のエントリーの際に、職種を選択してもらう様ですが、恐らく途中の選考でも職種変更は可能だと思います。
最終的に自分のやりたいこと。将来のキャリアを具体的にイメージしてもらう事で、NRIは採用競争力を保っていると言えると思います。