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EC業界を勝手にまとめてみた。

EC=Electronic Commerce

インターネットなどのネットワークを利用して、契約や決済などを行う取引形態。ネットワークの種類や取引の内容を限定しない、包括的な意味を持つ言葉である。

電子商取引は大きく3つに分けられ、企業同士の取引を「B to B」(Business to Business)、企業・消費者間の取引を「B to C」(Business to Consumer)、消費者同士の取引を「C to C」(Consumer to Consumer)と呼ぶ。(引用元

Yahoo!のYahooショッピングの出展無料化や、BASE、stores.jpなどの無料EC プラットフォーム。メルカリやFrilなどのフリマアプリなどECはとても盛り上がりを見せています。

実際に今、EC市場はどうなのか?どんなプレイヤーが競合しているのか?を知りたいと思って調べてみました。

 EC市場規模

 経済産業省EC市場について取りまとめた資料があります。

 

こちらでは、BtoBとBtoCについての市場規模が記載されています。

 

■まずは『BtoB』の市場規模から。

広義BtoB-EC市場規模は、262兆540億円(対前年比101.7%)に。EC化率は25.7%(対前年1.4ポイント増)との事。

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BtoBって身近には感じないけれど市場規模は当然ながら大きい。

でも、身近じゃないから今回の調査はコレくらいです。

 

■続いて『BtoC』の市場規模

BtoC-EC 市場規模は 9 兆 5,130 億円(対前年比 112.5%)に。前年に比べて市場は堅調に成長。EC 化率は 3.11%(対前年0.28ポイント増)

BtoC-EC 市場規模の拡大に寄与した業種として、「衣料・アクセサリー小売業」(対前

年比 121.5%)、「医薬化粧品小売業」(対前年比119.3%)、「宿泊・旅行業、飲食業」(対前年比 117.8%)等の業種は対前年比が大きく、順調な成長を遂げている。 

 

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毎年成長している事は明らかですね。

CtoCの市場規模はどうなんでしょうか?

 EC業界一覧

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多分こんな感じです。

やはり「楽天」「Amazon」が日本のECを引っ張っています。

そこに、無料化「Yahoo!」が割り込んできています。

また、先日LINEモールがAndoroid版で先行OPENしました。(これは総合型というより、メルカリとかと競合?)

その他にも、DeNAショッピングですとか、Evernote marketなど国内外問わず、大手プレイヤーがBtoCに参入しています。

やはりEC市場はとっても注目されている市場なんです。

 

あと、目立つのはファッション業界が結構有望な新規プレイヤーが増えているという事。

iQONやOrigamiはECなんですが、出来るだけリアル(雑誌みてリアル店舗に行く)の買い物の楽しさを取り入れようとしていて、とってもオシャレなサービスになっています。

 EC手法の多様化

楽天とかAmazonとかはもちろん、業界に特化したとしても既にシェアNo1のサービスには価格や品揃えでは勝ち目がないです。

だから、北欧、暮らしの道具店みたいな「メディア化するEC」とかMonocoとかLINEシークレットセールみたいな「購買方法の工夫」など、様々な工夫があります。

また、BASEstores.jpみたいなマーケットプレイスもあります。

 

入社する際には、どの様に収益を上げて行くのかという違いを見る事が、企業のポリシーと未来を見る事になると思うので、凄く注目するべき点だと思っています。

 ブランディングからEC

個人的にはやっぱりEvernote marketが凄く良いなと思っていて、良いサービスを提供した後に、そのブランドで自社ブランドを作るって良いと思うんです。企業やサービスのストーリーを気に入って使ってくれているユーザーも多くいるはず。

今やEvernote Marketは月次売上の30%を占めるという事ですから凄く成功していますし。さらにEvernoteを無料で使っているユーザーが購買の51%を占めている点も凄く良いです。

 

日本だったら、GunosyとかCoineyとかこんな感じで将来的にやると上手く行くのでは?と思いました。