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「東洋経済」の人気ランキングより「VORKERS」の働きがいのある企業ランキングを注目すべき

東洋経済が就職人気ランキングを発表しています。

就職人気ベスト300、三菱東京UFJが3連覇 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

 調査方法からわかる、イメージのみのランキング

東洋経済が調査しているというより、ブンナビが調査しているというもの。

調査方法は以下の通り。

調査主体:文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所
 調査対象:2015年春入社希望の「ブンナビ!」会員(主に大学3年生、大学院1年生)
 調査方法:文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ!」上でのWebアンケート、文化放送キャリアパートナーズ主催の就職イベント会場での紙アンケート、文化放送キャリアパートナーズ就職雑誌同送ハガキアンケート
 *投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式
 調査期間:2013年12月1日~2014年1月13日
 回答数:11650(うち男子5113、女子6537/文系9208、理系2442)
 総得票数:39159票

 

学生が就活をしているイメージで投票するというものです。

投票期間は12月1日〜1月13日という事です。

また、調査方法は就職サイトのwebアンケートと就職イベント、情報誌アンケートという事です。つまり、ブンナビに掲載している、もしくはイベントに出展していて大きくアピールできている企業が上位ランクしてくるのです。

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本当にこれが正しいランキングでしょうか?

 

実際に働いた事が無い学生が就活を通して知った(もちろん元々知っていた企業も含む)中でのランキングです。

この人気ランキングがあたかも世論ですという様に、表示させるのもどうなの?と思います。

 

 口コミメディアによる、リアルなランキング

一方、これは良いなと思ったランキングがありました。

それが、「VORKERS」の働きがいのある企業ランキングです。

 

VORKERSとは?

Vorkersでは、就職・転職の参考情報として、「在籍企業の職場環境」に対する「社員・元社員」の評価点やレビューを共有しています。 企業の「社員・元社員」から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のレビュー数(46万件超)が蓄積されています。

 

この様に、口コミを元にした、働きがいのある企業ランキングは、実際の評価と近いのでは無いでしょうか?

是非、学生にもこの様な口コミメディアは参考にして欲しいなと思います。

 

調査方法は以下の通り

■ データの収集方法
「Vorkers」の在籍企業評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。
在籍企業評価レポートの回答条件は下記の通りです。
 回答条件:
・ 社員として1年以上在籍した企業の情報であること
・ 500文字以上の自由回答と、8つの評価項目に回答いただくこと

■ 対象データ
2012年〜2013年に在籍経験を持つ社員によって、2012年7月1月~2013年12月31日に投稿されたレポート回答(全33397件)を対象データとしています。

 

そして気になるランキングは・・・

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P&G,Googleやはり強い。小松製作所が入っているのは意外でした。

 

また、ランキングの種類も複数あって、「20代の成長環境」「人材の長期育成」「待遇の満足度」「法令遵守意識」です。業界にも分かれておりますので、リアルな状況がわかるのでは無いでしょうか?

 

もちろん、社員数が少ないと、口コミがそもそも無いので、ランクインしにくかったりしますが、それはどのランキングも一緒だと思います。

 

口コミメディアといえば、日本で一番有名なのは転職会議でしょうか? 

学生は合わせて注目してみてください。

 

今も十分注目されている口コミメディアですが、これからはもっと注目されると思います。評価制度、企業理念の浸透、採用マッチングなど、本当に企業の体質が見える化して、採用においては大きな影響を与えると思います。