学歴フィルターします!とチラ見している企業を見分ける3つの方法
新卒採用における、学歴フィルターって毎年ニュースになりますよね。
「学歴フィルター」は明らかに存在する 「門前払い」就活生に突破口はあるか (1/2) : J-CAST会社ウォッチ
学歴フィルターは昔から存在している
実は学歴フィルターというのは、新卒採用が始まったときから存在します。
・指定校にしか求人票送らなかった
・ある大学の教授からしか推薦を受け付けない
・就職情報誌を特定の大学にしか送らない
など。
現在はインターネットが普及していますし、リクナビをはじめとする就活サイトが、幅広く受け付けようという流れになっていますよね。表向きは。
ご存知の通り、そんな中でも学歴フィルターというのは実施されています。
・上位校しか説明会の案内を送らない(極端に上位校の枠が多い)
・ESを提出させるものの、上位校しか受からない
・上位校のみのイベントがある
・取り敢えずテストを受けさせて、採点もせずに学歴によって落とされる
など。
上位校でない学生からすると、学歴フィルターあるなら、先に言ってよ。という感じだと思います。
説明会に行く時間も、ESを書く時間も、始めから落ちると分かっているなら、受験はしたくありません。
でも、それを公言してしまうと、企業のイメージが悪くなりますから、なかなか表現できないというのが現実です。
採用実績校を見れば、学歴フィルターが見えるかも
先ほど、公言できないという話をしましたが、企業も学歴フィルターがあるよとチラ見しています。
それを見るのは、「採用実績校」です。
例えば、採用実績校で言えば、
本当にこの大学出身の方だけなのかもしれません。
しかし、ここの会社は200人以上も社員がいるのです。
おそらくですが、この会社は上位校のみでしか採用しないと思います。
さらに、学校の並び順を見ると、旧帝大クラスを中心に採用したいんだなというのも見えます。
他にもこんな会社とか。
文系はMARCH以上。理系は九工大と電通大が入っているので、スクリーニングレベルは少し低いのかも。
という様に採用実績校だけでも、学歴フィルターをチラ見しているか見れるものです。
先輩情報も学歴フィルターが見えるかも
採用実績校だけで無く、先輩情報でもチラ見しています。
例えば、
6人出ている学校郡が凄い。。
この企業は全部で9人出ていましたが、上記以外の3名は「東大」「京大」「東工大」でした。MARCHでも受からないよって所でしょうか。
こんな感じで、学歴フィルターやってますよ(上位校じゃないと受かりにくいよ)と見極める事ができます。
他には上位校向けイベントとか
もう既に12月で終了している事が多いですが、「東大向け」とか、「上位校限定」とかを謳っているイベントに出ている企業もその傾向があります。
後は、上位校が多い事が強みの「jobweb」「Goodfind」「アカリク」なんかのサイト掲載やイベント出展している企業も、上位校が欲しい企業である事があります。
「学歴フィルター」=「悪」って本当?
今まで学歴フィルターを悪い様に書いてしまった?かもしれませんが、私は賛成派です。
企業が今まで採用してきた傾向として、上位校学生が優秀な成績を収めているから、上位校学生だけ狙って行こうというのは、至極当然の流れだと思います。
仮に、中堅下位校出身の社員が大活躍している傾向にあれば、企業だってそこを採用しにいきます。
何十年も採用をして行く中で、上位校の方が優秀である"可能性"が高いという事なのです。割合で言うと、上位校の方が優秀なビジネスマンになる可能性が高い事は間違い無いでしょう。
そして、良い大学に入るというのは、それなりに受験勉強で努力をしてきたという事実もあります。目標に向かって努力が出来るというのは、ビジネスパーソンとして必要な要素であり、それを元に学歴フィルターかけるというのは効率的です。
学生は、学歴フィルターがあるという事実を受け止めて、ムダ打ちだけはしないようにするのが良いかなと思います。
今まで学歴フィルターをチラ見していなかった企業は、上記のやり方でチラ見してみてはいかがでしょうか?