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2016卒新卒採用に向けた企業のニーズ

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最近話題になっている事について

 

▼新卒採用開始の繰り下げ

http://www.j-cast.com/2013/04/25173861.html

 

就職サイトのOPENが大学3年生3月に、選考開始を大学4年生8月からなります。

という事ですね。

 

今回はこの件によって起こる、①企業・学生の影響 ②企業の戦略について記します。

 

 ①企業・学生の影響

まず、企業から。

明白なのは後ろ倒しにした所で、外資系やベンチャーは抜け駆けしますよね。

現在も、倫理憲章に賛同している企業も実質面接をしているような物ですから。

 

問題になるのは、内定辞退の時期と人数ですね。

大手(特に経団連の中心的存在の総合商社や金融)は一応内定出しを8月以降にするらしいです。

とりあえず早めに1社内定をもらって、大手も一応受けようという学生が出てくるのは容易に予想できます。最悪なのは、内定辞退が入社3か月前位に起こる事。これは大変です。

 

そして、学生

優秀な学生に内定が集中すると思います。

また、企業との接触回数が全体的に減ることによる、早期離職(ミスマッチ)が増えると思います。

 

 ②企業の戦略

企業の求める所(ニーズがある所)としては、大きく5つです。

 

早期(IS含む)戦略インターンシップについてはこのエントリーから)

→まずは、学生との接触を増やすために、早めに接触するでしょう。

 

内定辞退防止(内定辞退防止についてはこのエントリーから)

→これは、面接の内容、説明会の内容を見直すべきでしょう。

 

新卒紹介の活用(オススメ紹介会社はこのエントリーから)

→短期化によって、紹介でエンジニアをとって、営業はナビサイトでという形になるでしょう。

 また、内定辞退を出さない為に、新卒紹介エージェントと深く繋がっている紹介を使うでしょう。(ただ新卒紹介も20~30%位は辞退が出るみたいです)

 

企業理解ツール、セミナーなど(オススメ採用HPはこのエントリーから)

→短期決戦のネックは企業理解が薄くなる事です。そこに対しての対策は必要でしょう。

 

グローバル採用(グローバル採用はこのエントリーから)

→特に日本人で海外に留学している学生は6月に日本に帰ってきます。採用のタイミングとしてはバッチリですよね。

 後は、外国人を採用していく事でしょう。

 

※エンジニア採用は引き続きニーズありです。

 

日本の新卒採用に大きく変化が起こりそうです。