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2016卒に向けた2015卒新卒採用の準備(少ない母数の質を高める、育てる)

最近企業様から2016年卒のサイト3月OPEN、選考8月開始に向けて準備はすることありますか?というお問い合わせが多くなっております。

そのお問い合わせに対する答えを、簡単にまとめてみました。

 

<日程変更によるリスク>

①母集団が減少

②内定(選考)辞退増加

 

<対策>

・少ない母数の質を高める

・母集団を育てる

「学生の企業理解度向上による、効率的採用」という一言にまとめられるかもしれません。

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

<具体的対策>

①採用計画を固める

 

[詳細]

・求める人物像の明文化と公開

・なぜ、その求める人物像なのかという背景(仕事内容、今後のビジネスの方向性など)

 

[効果]

・予算投下の精度UP

 →求める人物像が確定している事による、求人サイトやコンテンツ費の投下精度があがります。これが最も大切です。固まっていないと、営業マンに良いように買わされます。(商社志望の学生→DM  早期活動学生→インターンシップ など)

・セルフスクリーニング

 →自分には合わないという学生を自動的にスクリーニングできます。

  (情報工学を勉強している人が殆どの入社の場合、明文化しておいた方が圧倒的に効率的です。可能性の低い文系に関してもITに興味があるかという質問は投げかけるべきです)

・動機形成

 学生の動きで、「エントリー」約70社→「説明会」約30社と推移します。

 その30社に入るために自分に合っている(入社したい、入社できるかも)と思わせるのには求める人物像とその背景を公開するべきです。

 

[point]

求める人物像(能力)は一つのパターンにする必要はありません。

企業には色々な人間がいて成り立っていますし、総合職で採用している以上は職種によって求める能力は変わってくるはずです。

ただし、学生と企業の社風マッチ度(就職したい企業の思考)は一つにする必要はあります。

ルームシェアすると考えてみてください。

 「寂しがり」「賑やかに暮らしたい」などの思考がずれていると、生活にストレスを感じるはずですが、「同じ寂しがり」であれば、話好きとか聞き上手とかは関係ありません。趣味が多少違っても楽しく暮らせるはずです。

 

 

②自社について理解を深めるコンテンツ作成

[詳細]

・自社の組織理解、事業理解、仕事理解を深めるコンテンツ

・自社についての社風がわかる選考方法、コンテンツ

 

[効果]

・理解度UP。母集団を育てられる。

 →選考まで足を運んでもらったら、後は「理解度を高め」「魅力的に思ってもらい」「覚悟を決めてもらう」事です。そこには、情報提供が必須です。

・コンテンツを読んでもらう、見てもらう為の工夫

 →最近多いのが、コンテンツをつくるだけで、読んでもらうまで考えない企業です。

パンフレットを渡すにしても、説明会で注目してほしいwebサイトにしても、「私たちが選考において大切にする・・・です。」とか「○○のページだけ読んでください。わからなければ気軽にメールください」など一言いうだけでも違います。

 

[point]

できれば、両親・知人に「なんでこの会社に入社したいのか」を「自分の言葉で話せる」ようにしてください。

 

という所でしょうか。

その他、工夫できる所はたくさんあると思いますが、最低限こだわってほしいポイントだけまとめてみました。

 

ぜひ2015卒から実践してみてください。