野村総合研究所(NRI)の採用 〜②セミナー・面接・制作物〜
前回に続いてNRIの新卒採用についてです。
<第二回>セミナー・面接からみるNRI
採用方針の1つにRJPという考え方を取り入れいてる。という事を前回書きましたが、実際に企業(仕事)のありのままを見せる為に、どの様なセミナー・面接をやっているかを書いてみます。
セミナー
RJPのメリットの一つに(良い所も大変な所も)ありのままを見せて、働くイメージを持ってもらう。という事がありますが、その為には、実際の仕事内容を理解し、将来のキャリアをイメージしてもらう必要があります。
その為に、職種別セミナーを実施しているという事です。
手間は相当かかりますが、職種理解にはとても良い手法だと思います。
面接
少し昔の記事ですが、NRIについて話している記事がありました。
その中で、面接について話しています。
「1次面接は、企業理解の場でもあるととらえています。実は、1次面接ではかなりの時間を、こちらからの説明に費やしています。その場で相談されることもあります」
面接は企業が学生を評価/選考する場所と考えている企業もいますが、NRIは1次面接を、学生との理解の場と位置づける事によって、企業理解、マッチングを図っているようです。
面接というより、キャリアカウンセリングの場のようだ。1次面接での“カウンセリング”の結果、志望職種を変更する学生は少なくない。
こんな事も書いているので、学生の選考満足度も高いのではないかと思います。
口コミなどを見ていると、逆面接を用意するなど、企業・職種理解とマッチングに力を入れているのも分かります。
制作物
NRIは、制作物も力を入れている様です。
パンフレットはありませんが、映像はyoutubeにあがっていました。
Life with NRI (新卒採用セミナー向け映像) - YouTube
その他、グループ会社の映像もアップされています。
最近、大手企業の方が採用に対してしっかり取り組んでいるなと思います。
「大手志向」という前に、採用に大しての考え方、取り組みを多くの企業に考えてほしいなと思いました。