ソーシャルリクルーティングの本質はリファーラル
ここ数年Facebookを新卒採用に活用する動きが大変多くなっています。
今のFacebook活用状況
こちらの「ソーシャルリクルーティング白書」というページでは
2012年6月1日時点で新卒採用用 にFacebookページを立ち上げた企業は1,300社を超え、2013年6月1日時点では3,000社を超えています。
と書いています。
それではどの様にFacebookページを活用しているのでしょうか?
多くの企業は、会社の雰囲気を伝える為に、写真や動画を載せています。
そしてその多くが、採用HPに掲載しているものです。
確かに、企業の雰囲気を伝える事によって、学生の企業理解が深まると思います。
でも、企業理解してもらうのだったら、一番は企業に来てもらう事。会社見学する事。社員と話す事。だと思いませんか?
もっとソーシャルリクルーティングには、良い使い方があるのでは?
そんな企業にはリファーラルリクルーティングというのをオススメします。
リファーラルリクルーティングとは?
そもそもリファーラルとは、「紹介」「推薦」という意味で使われます。
ベンチャー企業などは、最初のメンバーを投資家やベンチャーキャピタルが紹介して採用するというパターンが多く存在します。
ライフネット生命も、出口社長と岩崎副社長の出会いは、投資家の谷家さんとの紹介で実現しました。
信頼できる人からの紹介で、採用するという手法は、「量」から「質」へと求められている新卒採用市場において、とても大切な事ではないでしょうか?
履歴書や面接という手法である以上、多少の事は隠せます。
自分で社風ともマッチできると思っていても、第三者から見たらミスマッチになる事もあります。
そんな際に企業も求職者も知っている方に確認をとれるという事は、キャリアマッチングという観点からもとても良い事だと思いました。
エージェントでは自社にある求人と求職者を強引にマッチングしようとしますからキャリアマッチングとは程遠いですからね。。
リファーラルリクルーティングの有名所
ちなみに国内でリファーラルリクルーティングを実施している企業の有名所は
の2つでしょうか?
アメリカでは、jobviteがリファーラルリクルーティングのリーディングですね。
昨年位から言われていますが、今後も注目のリクルーティング手法です。
リファーラルリクルーティングのデメリット
当然良い事だけでは無い訳で。
・同じ様な人材だけになって、新しいアイディアが出にくい。
・応募者を断りづらい。
・すぐに採用したい時にタイミングが合わない可能性がある。
など。
そういう意味では、求人広告などの瞬発力があるものと掛け合わせで使えるのがベストですね。