「2016年卒就活繰り下げは強制力無し」から見る未来予測
経団連が2016年卒に向けた就活繰り下げについて強制力を持たないと発表。
日経新聞では
ルールの実効性を高める対策については違反企業への罰則などはひとまず設けず、加盟企業への「呼びかけ」にとどめる方針だ。強い拘束力を持たない結果、勉学の時間を確保するために採用を遅らせる目的のルールが骨抜きになり、学生に混乱を招く恐れもある。
という記事がでています。
感想としては、そりゃそうですよね。という話です。
ポイントはベンチャー企業と外資系企業がどのタイミングで内定出しをするかという所ですね。
この決定で、色々な企業の人事担当者が、どうやったら「予定人数を質を保ちつつ確保するか」という事を考えなければいけません。
時期
「いつから面接を開始するか」
「いつ内定を出すか」
タイミングがとても大切になります。
内定が早すぎて、内定辞退が起こってしまう企業
内定が遅くて、 他企業に内定した学生をもっていかれる企業
が出てくるでしょう。
実施方法
一歩進んでいる企業は時期は気にせずに如何に自社に興味を持ってくれるかの工夫をするでしょう。
「説明会のコンテンツ」
「選考方法(グループワークが増加すると思う)」
「選考フォロー(リクルーターの増加は確実)」
「内定の出し方(内定を出す際の条件とかを提示するかも)」
「インターン(大学4年生のspringインターンが出るかも)」
9月以降の第二クール
「内定保持者による第二クールの活動活発化」
「人材紹介を使った採用」
「1dayで内定が出る様な、内定camp」
とりあえず思いつく物を書いてみました。
企業は、第一クールで終わる様なコンテンツと選考計画を立てる事。
第二クールも覚悟しておく事。が大切になってきますね。