スクリーニングニーズの増加
最近お客様に聞くと、全く知らない様な新卒採用を生業とする企業名を良く聞きます。
・理系を得意としてます。
・外国人留学生を得意としています。
・体育会系を得意としています。
・エンジニアを育てて紹介します。
などなど。
私なりに、この業者の増加の理由は「スクリーニングニーズの増加」だと思っています。
今までは、多くの企業のスクリーニング手法は、「学歴」「理系文系」「適正テスト」「ESの写真・内容」などが主体でした。
大手の求める人材は「総合商社に行く様な人材」が最も多かったです。
紙からweb(リクナビなど)へメディアが進化してきた事によって、大量の母集団が集まる様になって、10年以上経過しました。すると、企業の求める人材ニーズがかなり細かくなってきました。(ナレッジが溜まってきたんですね)
多くの企業はそんなに変わらないのですが、
大手企業やベンチャーなんかは、「○大学○部のキャプテン」「アプリ制作経験者」などかなり細かくなってきました。
また、採用を効率化する為に、スクリーニング段階で、(最低限の)素養/コミュニケーション力を判断して欲しいというニーズが出てきました。
そうすると、今までのマスメディアだけでは、ニーズに応えきれなくなってきました。
そこで、○○に特化した新卒採用業者の登場です。
何らかの形で学生との接触を図り、特化したメディアやコミュニティを形成していった訳です。
また、素養を確認する為に、新卒紹介型である程度の人間力の担保をしていく手法が流行っている訳です。
そんな感じで色々な業者が出てきているんだろうなと思いました。
今後はさらに採用の効率化が求められますから、内定辞退をしない人材の確保と、企業風土にマッチするリファーラルリクルーティングが流行ると思っています。