仕組みを作る人、仕組みの上で働く人
ずっと前のちきりんさんのブログで最近ちょっと再度注目を浴びた内容について、私なり
の意見を書いておきたいと思います。
どんな内容?
内容としては、
このように、現代における労働者は……【1】システムの構想をする人(システムより上に位置する)【2】構想されたシステムの設計をする人【3】設計されたシステムを制作する人【4】システムに沿って働く人(システムの下に位置する)
という様に分かれていて、仕組みを作る【1】の人の方が給料もやりがいもありますよね。という話。
これは、恐らく多くの人がいつかは理解するでしょう。
サラリーマンとして働いていて、利益を多く出したけど、給料がそんなに上がらなかった時とかに思うのではないでしょうか?
仕組みの上で働く人
さらに、ちきりんさんは、
日本の経済成長期には、【4】→【1】までの道があったのに、現代では、【4】→【4】のままで、優秀でも【4】→【2】までが限界という状況。
キャリアチェンジは難しくなっていると言う事を書いています。
普通のサラリーマンには残酷ですが、こちらもその通りだと思います。
実際には、新卒で選択するキャリア次第で大きく運命がに決まってしまうのです。
更に言うと、【1】に行ける人材は早慶以上は最低限。基本は東大。更にスタンフォードやハーバードなどの海外もライバルがいて、倍率はとても高いです。
【4】→【1】に行ける方法。(仕組みづくりに携われる方法)
新卒で【4】で入社すると、基本的には難しいですが、【4】→【1】に行ける方法はあります。
まずは、下記の様に仕事軸と企業規模軸で4つに分類したとします。
仕事軸でいう"上"の仕組みづくりにいくには、ベンチャーに行く事だと思います。
それも20名以下の所とか。
こんな風に考えています。
やっぱり大手でずっと勤めても、仕組み作りに携わるのは難しいし、ベンチャーだからといって仕組みづくりに行くのも難しい。というか無理。
唯一できるのは、一度ベンチャーに営業とか「仕組みの上で働く人」になって、そこからベンチャーが成長して事業拡大のタイミングでキャリアチェンジをするという事。
更に、大手の仕組み作りに行きたい人は、ベンチャーで実績を残せば、行ける可能性は結構ある。
こんな風に思いました。
大企業だからキャリアが安定って時代ではもちろん無いし、個人の実力が大切になっている時代で、如何に他の人と比べて価値のある人材になるか。
これが大切だと思います。
究極は起業して全部やってみるという事かとも思いますが。
無知でやるのも、竹槍で戦場に行くような物かなって思う人もいるかと思いますので、ベンチャーっていう選択肢はいかがでしょうか?