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採用サイトの価値を高めるプロフィールデータ

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求人サイトで大切にしている事とは何でしょうか?

・求人数

・会員数

凄く当たり前ですが、上記2つはとっても大切です。

 

まずは求人数を増やして、そこに魅力を感じて会員数が増えて、多い会員数に魅力を感じた企業が求人を出す。というサイクルが生まれます。

 

なので、求人サイトは最初に求人数を伸ばす事、会員数を伸ばす事に力を入れます。

 

しかし、本来大切にしなければ行けない価値はどこでしょうか?

私は成果と考えてます。

極端な話、会員数が100名のサイトでも、良い人が10名そこから採用出来ればOKな訳です。そこに求める求人がある事。そこに求める人材がいる事。そして相互に発見し採用に結びつく事。コレが大切です。

 

つまり、求人サイトで言う成果(価値)というのは、企業と自分がマッチングする事だと思うのです。

 マッチングデータこそ価値がある

求人サイトの価値はマッチング数(率)です。

だからこそ、マッチングデータをとっても気にしています。

どのデータがあれば、マッチングするのか?スクリーニングを掛けられるのか?アプローチをしたいと思うのか?

 

その上で求人サイトが大切にしているデータがプロフィールデータという訳です。

新卒採用サイトでも、「志望業種」「志望職種」「資格」「働いてみたい会社」など様々な事を聞いています。

中途採用サイトでは、「職務経歴書」みたいなものから、「年収」など履歴書以上の事を聞いてきます。

昔ってこんなに沢山の事聞いてたっけ?という位聞いてますよね。

 

そんなプロフィールデータを元に「こんな人材だったら採用したい」という企業のニーズに対応しているのです。

特に、最近の傾向として、的外れな求職者に時間を割きたくないというスクリーニングニーズが高いですから、このプロフィールデータはとても価値があるのです。

 

 Greenのプロフィールデータの書かせ方が上手い

しかし、プロフィールデータを充実させるのは結構面倒くさいというのも事実。

そこは各社メリットを全面に押し出して登録させる様に頑張っています。

 

そこで、Greenの事例を。

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Greenの広告をポチっと押してみたら、上記の様なランディングページが出てきまして、上手いなーと関心しました。

 

プロフィールデータを入力するには、手間がかかる事は誰でも体験すればわかるのですが、大抵促進方法は「企業からスカウトメールが届きます」というメリットになってます。

ただ、それも当たり前のメリットになってますし、スカウトメールの質も毎年下がっている事を考えると、プロフィールデータ入力促進にはなりずらいです。

 

そこで、Greenがとった手法が「2分で入力」という短時間と「キャリアを提案」というメリット。

「活躍できる分野」「他の人のキャリア(応募データかな?)」「内定が出そうな企業」を出してくれます。

 

最初に入力すると、どんな業界と職種が合っているか教えてくれます。

内容はさておき、「ランキング形式」で発表している所は、面白さを感じます。

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そして、履歴書的な内容「経験企業」「学歴」「年収」「スキル」などを記入すると、「内定が出易いと思われる企業が出てきます」と次に進ませる為に、入力促進を進めます。

 

この順番を踏む感じも上手いなー

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結果内容はほぼさっきと同じなんですけど、追加で内定が出そうであろう「業種」×「職種」、たぶん年収と学歴も考慮されて、オススメ企業が出てくる。(ここで出てくる企業の質って大切だなと思いました。)

 

そして、最後は職務経歴書を書かせて終了。

ここでは「企業からの返信率(スカウトメールの事?)」が6倍になりますという謳い文句ですね。

ちなみに職務経歴書もサンプルを充実させているので、書き易いかと。

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という風に各社、プロフィールデータを充実させる為に、かなり工夫しています。

エージェントが対面でやっている事を、いかにITを駆使して文字ベースで分かる様にするか。マッチング精度を高めるかという事が勝負なわけですね。

 

今後もここのプロフィールデータの充実は注目です。