スタートアップ3社(Gunosy/smartnews/vingow)から見るマスコミ業界地図
THE BRIDGEでも話題のGunosyを始めとしたニュースアプリ。
就職活動をする上でどこがどの様に競合しているのか?業界自体を知っておく必要があると思いますので、そこを私なりに纏めてみました。
Gunosy/smartnews/vingowの3社は「ニュースアプリ」という事で、変革しようとしている業界は大きくマスコミと言って良いでしょう。
ニュースアプリが出来た経緯(勝手な解釈)
まず、マスコミとは?
wikipedia様から「報道機関」を引用。
報道機関(ほうどうきかん、the press)とは大衆に対し報道する機関の総称である。「マスコミ」はこの俗称で、新聞社・放送局・出版社・通信社等がこれに該当する。公共機関の一つ。
社会的な影響力をもち、「立法」「行政」「司法」の3つの権力にこの「報道機関」を加え「第四権力」とも言われる。
マスコミは権力を持っているんですよね。
戦争時にも国がラジオや新聞でデマの情報を流す事で、国民の行動全てを握っていました。情報を操るという事は、人を操る事。多くの影響を与えられる事なのです。
そして、報道機関は技術の発達により、新聞→ラジオ→テレビ→インターネットと変化していきました。インターネットが出来た事により、段々と個人が情報を発信出来る様になってきたのです。また、情報過多の時代と、スマートフォンの登場により、ニュースアプリにニーズが出てきたのです。
実は3社とも目指す方向がちょっと違う
Gunosyは、TwitterやFacebookなどの行動履歴を元に、朝と夕方に25本ニュースをメールやアプリ内に届けてくれるニュースアプリです。
目指す先はこの記事にも書いてあるが、どうやら新聞社の様。
確かに、
・毎日、朝・夕方と定期的にニュースを届けてくれる
・通常では探し出せない(探さない)ニュースも届けてくれる
・25本と決められた本数である事(本数の変更可)
・人気のある記事(世論が興味を持っている)を配信してくれる。
など、新聞にも似ている所がある。
SmartNewsは、
Twitterでつぶやかれる大量のWebページの解析に基づき、いま話題になっているニュース記事を快適なインターフェースで閲覧できるスマートフォン向けアプリケーションです。
との事。
感覚としては、YahooとかlivedoornewsとかLINEnewsとか、自分が読みたいカテゴリの情報を見に行くという感じ。NAVERまとめも多分競合だし、Antennaとかも競合。
今はYahooが最強のメディアなので、これはニュースメディアの王道な気がします。(今後伸びるかどうかは別にして。)
vingowは、読みたいジャンルの記事だけを自動編集自動要約してくれるサービス。
今は亡きGoogleリーダーの代わりを目指している感じです。
下記の記事で、オススメRSSリーダーを教えてくれます。
Googleリーダーの代わりに使えそうなRSSリーダーは? ※随時追加 - ねとらぼ
個人的にはvingowの様な物は好きです。
忙しい人にとっては良いですよね。必要な情報だけ入ってくるので。
忙しさという軸でみると、オススメは①vingow②Gunosy③SmartNewsという感じです。
ざっくり業界地図
自分の知識の無さを露呈する形になってしまいますが、目指す先としてはこんな感じ?
一つだけ言える事は、どのサイトも妥当YAHOO!であるという事。
どうやってUU/PVを増やしていくか。それによって、広告枠販売(もしくはEC?)できるか?これが生き残りの為の施策です。
YAHOO!に勝つ為には?という軸で業界を研究してみると面白いかもしれません。
※自分で業界地図とか言っときながら、恥ずかしい図ですいませんでした。
今後精度を上げていきます。。