転職エージェント決定率から考える、新卒紹介の未来
先日、知り合いの方とお話する機会がありました。
そこでは、転職エージェントの決定率の話に。
2〜3%の決定率という事でした。
転職エージェントでその数字は意外です。
1度働いた事がある転職者には、"仕事に対して"または"キャリアに対して"の考え方が固まっているので、決定率は高いのかなと思いました。
原因は?
原因を聞くと、転職も色々な要素を求めるので決まらないという事でした。
給料もそれなりに、仕事は8時に帰りたい、でもイケてる企業に行きたい。などあれもこれも求める人が多いんですね。
決まる人は、かなり振り切った経験をしていないと、次のステップで何を大切にするかを決められないと言っていました。
例えば、
20代で年収1500万のエンジニアとか→給料が半分に減っても、やりがいを求める。
人間関係で相当ストレスを溜めた→社風ありき。給与や仕事はそこまで拘らない。
とか。
こんな経験をしていれば、○○さえクリアしていれば直に転職するという人が多いのかもしれません。
新卒紹介の未来って?
そこで、ふと新卒紹介って1度働いた事がないので、決定率はどうなのかな?と思います。
強烈な経験が無いので、結局知名度や給料や勤務地など、様々な条件をみて「もっと良い会社があるんじゃないか?」という誘惑にかられそうです。
はっきりとは知りませんが、新卒紹介の内定辞退率も結構高いんじゃないかなと思いました。
そんな背景があるので、結局は学生のキャリア感を作る為の、サービスって必要になってくるなと思います。(最近は名前だけキャリア感形成のサービスが多いので注意ですが)
でも、新卒は絶対に就職した人が多いから、決定率は高いのかな?と思いましたが。
(転職は本気でする・したい人は全体で2割位らしいので)