「選考」面接と「対話」面接の違い
あまりにも企業理解が浅い!って話を聞くので、学生の志望理由を聞く理由と同じ要領で、企業のオファー理由を聞いてみました。
企業のオファー理由(事例)
「彼はコミュニケーション能力が非常に高くて、向上心もある。学生時代にインターンの営業成績で一番になったこともあるんだ。だからだよ」。。。
学生の志望理由(事例)
「御社では、私が学生団体で活動していた○○という分野のサイトであり、○○が業界のリーディングであることから、幅広くサービスを提供できると思いました。そこでまずは営業としてスタートして、行く行くは新企画を作れる部署に行きたいです。」
私からみたら、ほぼ同じなんですが。。
お互いがしっかりと理解しているとは思えない様な抽象的な表現です。
なんでこんな抽象的な表現になるのか
お互いに選考しよう(学生も良い企業か判断してます)とするから、お互いの理解が浅くなるんです。
私はこれを「選考」面接と呼んでいます。
できるだけ、企業も歩み寄りましょう。
面接はお互いが見極める場所であることは間違いないですが、お互いの相性が合うか確認する場所でもあるのです。
同じ様な文章に見えますが、「対話」面接とすると雰囲気も大きく変わります。
対話をする為に、学生に素を見せてもらうアイスブレイクをいれるとか。
会場をcafeにするとか。
面接の評価表を書きながら話を聞かないとか。
話を聞く態度とか。
学生に歩み寄る工夫はいくつもあると思います。
前回のエントリでも書きましたが、学生に素を見せてもらう事が大切ですね。