新卒採用の仕組み
新卒採用が2016年入社から四年生の4月開始(サイト掲載→説明会など)、8月から面接という流れになります。
毎年、日本の国力低下、学力低下を就活のせいにしていますが、そんな新卒採用はどの様に計画されているかを記します。
※あくまでよく見られる傾向です。
■採用計画
2パターンあります。
ベンチャーであれば、社長の一声で決まります。
ある程度大きい企業であれば、役員会などで、どこの事業部に何人欲しいなどの意見を吸い上げて、全体の人数を決めます。
結局は「例年通り」または「厳選採用(という名の業績低下)」が殆どです。
最近は、景気が良いので採用数を増やす業界も見ますが。
■業者との接触
リクナビ、マイナビ、日経ナビ、enジャパンなど、新卒採用サイトの業者を呼びます。
昨年度までの実績などを基準に考えます。
そこで「如何に母集団を多く集められるか」と「コスト」を重点的に(殆どの要素がコレ)みてサイトの判断をします。
後は大切な要素としては、如何に採用担当が「楽できるか」という事です。
■サイト掲載準備
殆ど内容が同じに見えるサイトも、実は人事部の「如何に魅力的に見せるか」という努力が隠されています。
■サイトOPEN
人事部がもっとも気にする事は、エントリー数。
昨年度よりも多いのか少ないのか。
■説明会準備~実施
説明会でどれ位、学生に接触できるかという事も大切なポイント。
最近は学生の「ドタキャン」が多くなってきているので、定員は多めに設定。
■エントリーシート・テスト
とりあえずのスクリーニングとして使っている企業が殆ど。
■面接
企業が学生を「見極める」場所。
■内定→内定辞退
面接で「見極める」のみに注力していた企業は内定辞退がおこります。
眠くなってきたのでこの辺で終わります。